第358回マル激トーク・オン・ディマンド『大学がおかしい』

http://www.videonews.com/on-demand/351360/001237.php

大学がおかしい、というよりも社会の色々な部分をいじくってゆく必要性を感じた。

私語で授業が成り立たない教室、ネットにレポートの答えが載っていないと不満を言う学生、などというのは問題の一端でしかない。

少子化と大学の新設に伴う、高等教育のユニバーサル化(ある社会の高等教育進学率が50%以上になること)の中で、大学の再編は必要なのか、高等教育予算の支出は現在のままでよいのか。

また、企業の年功序列と終身雇用が崩れる中で、未だに新卒一括採用というシステムを残しておいてよいのか。学歴による選抜が弱くなっている現在、大学教育と企業で求められる能力のミスマッチをそのままにしておいてよいのか。

などといった問題はたくさんある。

なぜ日本では初等中等教育に比べて、高等教育の議論が盛り上がらないのだろう。