マル激トーク・オン・ディマンド第269回『私が重大犯罪の被告を弁護しなければならない理由』

http://www.videonews.com/on-demand/261270/000149.php

光市の事件に判決も出たので。とりあえずPART1を見てみた。

山口県光市の母子殺害事件の被告や、和歌山カレー事件の林真須美被告、ヒューザー小嶋進社長など、いくつもの重大事件の被告の弁護を務めている安田好弘弁護士の話。

マスコミの報道しか知らなかったので、つい最近までは「いかれた弁護士もいるんだなあ」とばかり思っていた。
今も多少その感は拭えないんだけど、論点はそこではない。

マスコミの偏った報道が俗情を刺激し、裁判の結果に影響を与える。近代法の原則たる罪刑法定主義推定無罪が守られなくなる危機が訪れているということだ。

法の機能として、被害者・社会の感情の修復はもちろん重要なんだけど、それよりも前に公正な裁判とは何かということなのだと思う。