内村博信「ハーバーマスのディスクルス倫理学と90年代ドイツの人権政治(1)」『法学論集Vol.17, No.4』

哲学科の友人からの借り物。
3ヶ月くらい借りっぱなしだったので、さずがにそろそろまずいと思って読んだ。

「人権政治」とタイトルにあるけれど、著者も冒頭で断っている通り、人権の話はNATOによる旧ユーゴへの軍事介入について、少し触れられているだけ。

主な内容としては、ハーバーマスのディスクルス倫理学は基礎付け主義に陥っているわけではなく、かといって何ら妥当な規範を生み出すことができないわけでもないよ、ということだったと思う。

基礎的な知識が足りていないので、あんまりよく分からんかった。