佐藤郁哉『フィールドワークの技法――問いを育てる、仮説をきたえる』

フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる

フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる

読み終わるのにだいぶ時間がかかった。

悪く言えば冗長なのだが、自身の失敗談をふんだんに盛り込んで暗黙知的な部分を解説してくれている。方法論についての本は、このような「当たり前」を言語化してくれているものがよいと思う。

また、一度フィールドワークをやってから読むと、自分の経験と照らし合わせながらになるので、理解度が全然違う。これからも折に触れて読み返したい。