『ミルク』

http://milk-movie.jp/enter.html

シネカノン有楽町2丁目にて。有楽町での上映最終日だったが、全然混んでいなかった。

ドキュメンタリー映画の『ハーヴェイ・ミルク』よりも、個人的な人間関係が仔細に描かれていた。一方、ミルクが実は気難しい人間だったという側面は省かれていたように思う。


「誰であろうと合衆国憲法の『すべての人間は平等につくられている』という条文を書き換えることはできない」という台詞を聞いて、ああ米国はよい国だなとつくづく思った。

これを「日本国憲法」に置き換えて日本の文脈で考えても、同じ感動はどうしても与えられないのだよね。