戸田山和久『論文の教室―レポートから卒論まで』

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あまり今までこの手の本を読んでこなかったのだが、少し体系的に学びたいと思って買ってみた。

評判がよいことは聞いていたが、これは実際よい本。論文の構成が、問い・主張・根拠からなっていることを、これでもかというほど丁寧に書いてくれている。

とはいえ、水準は決して低くない。卒論までと副題にあるけれど、本書の内容を十分に身につけられていたら、卒論レベルはすでに超えるのではないかとも思う。