平成22年度前期分授業料免除選考結果


半免だった。今回はいけるんじゃないかと思っていたのに。
院生でこの収入水準でダメってことは、全免になるにはどれだけ低収入じゃなきゃいけないの。来月までにまた研究時間削ってバイトしないと。

しょうもないとは知りつつも、ちょっと思ったことを。
まず授業料免除の申請者がどれだけあって、そのうち全額免除・半額免除の許可者がどれだけいるのか、許可になる収入の限界水準はどのあたりにあるのかは、しっかり情報開示してほしい。東大新聞の記事で部分的には報道されているようだが、情報開示されていないと、あたかも制度の存在を隠して申請者が増えないようにしようとしているんじゃないかと疑りたくなる。

次に、「本制度は、学業優秀で経済的に困窮している学生が、そのことを理由に学業の継続を断念することのないよう支援するためのものであります。厳しい財政状況の下、又昨今の景気悪化に伴い申請者が大幅に増加するなかで、限られた予算内において実施していることを、十分理解いただきますようお願いします。」とあるが、そもそもこれだけの学費負担をさせるのがOECD基準では異常であるという自覚がないこと、かつそれでいて世界トップの大学を目指すとか言っているのは何なのかということを問いたい。

また、免除なし・半額免除・全額免除の3つしかないというのが硬直的であって、0から10%刻みくらいでもう少し負担のパターンを細かくして欲しい。半額免除と全額免除の間で14万円も差があるというのはきつい。

それから、文系院生はただでさえ文献代に金がかかるので、せめて学費くらいは寛大であってほしい(理系の友人が研究室の予算で本買い放題と聞くと、非常に羨ましくなる)。


学費に関わるときだけ共産党支持者の私でした。