C.R.ラオ『統計学とは何か―偶然を生かす』
- 作者: C.R.ラオ,柳井晴夫,田栗正章,藤越康祝
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/02/09
- メディア: 文庫
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仙台の本屋で購入し、東京に戻りつつ読む。
不確実性は世界の本質的要素であり、統計学は不確実性を数量化してその度合いを明らかにし、利用可能な知識を生み出す学問だという主張。
「不確実な知識」+「不確実性の度合いについての知識」=「利用できる知識」とも。
また、統計学が応用されてきた歴史、科学に対する統計学の役割、重み付き分布、創造性とは何かについてなど。
補遺に書かれているラマヌジャンの天才っぷりに吹いた。