木嶋被告に死刑の裁判員「難しかったの一言」

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120414-OYT1T00168.htm


直接の物証がなく、状況証拠のみからどのように判断するかが問われた事件だった。和歌山カレー事件の時と同じだ。
くわえて100日に渡った過去最長の裁判員裁判になった。一見して有罪であることはほぼ間違いなさそうだったものの、裁判員に選ばれた人たちの負担はかなりのものだったに違いない。


かといって公判前整理手続であまりに争点を絞り込むと、当然ながら冤罪の危険性は高まる。裁判員制度が施行されて間もなく3年になるが、制度全体のあり方をあらためて考えるべきなのかもしれない。