Stinchcombe(1997)


Stinchcombe, Arthur L., 1997, "On the Virtues of the Old Institutionalism," Annual Review of Sociology, 23: 1-18.

うーむ、難しい。


新制度論は、制度が目的を持った人間がつくりあげてゆくものであることを考慮しておらず、デュルケーム的な意味で言うとあたかも集合的表象が不透明なプロセスで勝手にできあがってゆくような想定をしているとのこと。
また、新制度論は契約の基礎となる非契約的な要素に目を向けておらず、「正当性」をすでに持った組織間の競争にのみ、競争の概念が単純化されてしまっていることなど。