iPadで論文を読んでいて気づいたこと


iPadを買ってからだいたい1年3ヶ月になりますが、ようやくこれを使って論文を読む習慣がうまく身につきつつあるかなと感じています。


今では論文はpdfにしてEvernoteで主に管理しているのですが、iPad版のEvernoteについている関連ノート機能はなかなか役に立つかもしれないという印象です。ノートにpdfで論文を添付して保存していると、関連する論文を保存してある別のノートが自動的に3件まで表示されるわけですが、これのおかげで前に保存はしたものの忘れていた論文を教えてくれることがあります。もちろん完璧な機能ではなく、微妙にずれた内容の論文を表示してくれることもしばしばあるのですが、そのずれがまた別の分野を思い出させてくれてよいと思う時があります。


この関連ノート機能、Mac版、iPad版、iPhone版には対応しているのですが、Windows版には残念ながら今のところ対応していません。


しばしば、EvernoteApple優遇だなあと思う時があります。例えば、Evernote Helloで名刺をカメラで撮影した時に文字を自動認識する機能も、今のところiPhone版だけで、Android版には搭載されていません。


それからiPadで論文を読んでいて感じたのは、EvernoteとGood Readerの連携がもう少し強くなるとよいなあということです。Evernoteでもpdfは開けるのですが、Good Readerの方が利便性が高いのでそちらで開いています。
しかし、Evernoteで開いて、そこからさらにGood Readerで開くようにもう1回指定するというのが微妙に面倒くさいわけです。
また、Good Readerでハイライトなどをつけた場合に、もう一度Evernoteに保存しようとすると、別ノートとして保存されてしまうので、上書きができるようにならないかなあと思います。