Powerpointで穴埋め式の資料を作る

 

 授業の資料を準備していて、なるべく学生に手を動かしてもらう量を増やした方がよいかなと思って、穴埋め式の部分を作りはじめました。

 Powerpointでのやり方の一つとして、穴埋めにしたい部分のテキストの上に白い(背景と同じ色の)図形を重ねて、その図形に「終了効果」のアニメーションをつけるという方法があるようです。

 こうすることで、印刷した資料は穴埋めのままで、投影したスライドには順次テキストが映るというようにできました。

acrossとamong

 

 「国家間の~に関する分析」みたいな時に、"across countries"とするか、"among countries"とするべきか気になったのですが、どちらの場合もありそうですか。

 Googleで調べると、"across countries"は約3,470,000 件で、"among countries"は約546,000件でした。自分の手元にある論文でも、国の場合はacrossが多いようでした。amongは、"among groups"とか、"among women"などと言った用例が多いようです。

 amongはそれぞれの集団内での同質性をより意識しているのかなという感想を持ったのですが、もうちょっと勉強しないとわからないですね。

 

 あとタイトルとは関係ないですが、今日気づいたこと。"institutionalism"という単語が2回に1回くらいの割合でタイプミスします。

key point is ~

 

Our key point is not that we object to looking at statistical significance but that comparing statistical significance levels is a bad idea. In making a comparison between two treatments, one should look at the statistical significance of the difference rather than difference between their significance levels.
(Gelman and Stern 2006: 329)

 

重要なのは、統計的有意性を見ることに私たちが反対しているということではなく、統計的有意水準を比較するのがまずい考えであるということである。2つの処置を比較する際には、有意水準の差ではなく、処置の差の統計的有意性を見るべきなのである。

 

  object to の to は前置詞なので後に続くのは動名詞にしないといけないですね(look forward to と同じ)。

in response to

 
In reponse to the widespread abuse and misinterpretation of significance tests of null hypotheses, some editors and authors have strongly discouraged P values. However, null P values still thrive in most journals and are routinely misinterpreted as probabilities of a "chance finding" or of the null, when they are no such thing.
(Greenland and Poole 2013: 62)
 
帰無仮説の有意性検定において広く見られる誤用と誤解を受けて、P値の使用に強く反対する編集者・著者も見られてきた。しかしながら、大部分の雑誌において帰無仮説のP値はいまだに猛威を奮っており、「偶然の発見」である確率あるいは帰無仮説が真である確率として、そのような解釈が正しくないにもかかわらず誤解されているのが通常である。 

 

 "discourage the use of P values"ではなく、"discourage P values"でも用法としてOKなのですね。

研究費使用ルールの違い

 研究費使用時のルールの大学ごとの違いについて、4月に職場が変わってからいろいろと感じることになりました。

 

前の職場→今の職場

  • 伝票提出時は納品書にサイン→伝票提出時は請求書にサイン
  • 消耗品は検収手続き不要→ボールペン1本でも検収手続きが必要
  • 生協では事前に登録した内線番号を口頭で伝えて購入する→生協では事前に作成した「売掛利用カード」を毎回持参して購入する(このカードが微妙に大きくて持ち運ぶのが面倒)

 

 などなど。全体的に今の職場の方がルールが厳しいという印象です。10万円以上の備品は事務を通して購入請求しなければいけないということで、なかなか煩雑だなあと思います。

 この手のルールは基本的に厳しくなることはあれ、緩くなることはないと思うので、厳しい大学の標準に近づいてゆくのでしょうか。制度が効率性によってではなく、正当性・適切性の論理によって拡がっているよい例かもしれません。

 

draw on

 

Drawing on luck egalitarian approaches, this article suggests that an answer to this question must take into account the effects of unequal brute luck on educational choices.
(Voigt 2007: 87)

 

運の平等主義のアプローチを利用して、この問いに対して答えるには教育選択における自然の運による不平等の効果を考慮しなければならないことが本論文では示される。

 

 Ronald Dworkinの理論では、「自然の運」(brute luck)と「選択の運」(option luck)が区別されています。

be + of + 形容詞

 

Yet, multinomial models are still of limited value in the analysis of educational transitions. They specify multiple and possibly ordered categorical outcomes but do not model the conditional risk of transitions.
(Hauser and Andrew 2006: 5)
 
しかし 、多項モデルが教育移行の分析において持つ価値は依然として限られている。それによって複数の、かつ場合によっては順序化されたカテゴリカル従属変数は特定化されるものの、移行の条件付きリスクはモデル化されない。