新陸人『社会学のあゆみ』

社会学のあゆみ (有斐閣新書 C 52)

社会学のあゆみ (有斐閣新書 C 52)

本当は院試の前に読むはずだったが、今さら。

コント、マルクスヴェーバーデュルケームジンメルといった社会学黎明期の思想から、シカゴ学派、機能主義理論などの60年代までのアメリカの社会学、そして闘争理論、現象学的社会学エスノメソドロジーに至る(当時の)新しい理論を広範に解説。

闘争理論の扱いが小さくて意外。この時代は、まだパーソンズの影響が少なからずあったのか。

『WALL・E/ウォーリー』

http://www.disney.co.jp/movies/wall-e/

金曜の公開初日に。

サークルの先輩が、予定していた人と行けなくなってチケットが余ったというので、代わりに行かせていただいた。

700年後の地球で、ただ一人ひたすらゴミ処理の仕事を続けているロボットが主人公の話。子ども向けかと思ったら、大人でも楽しめる内容だった。ピクサーの映画はほとんど観たことがなかったけれど、すごいね。


しかし、マトリックスなどにも見られるモチーフだが、バーチャルな居心地の良い世界から、見るに耐えない現実へと戻ってゆこうとする動機付けはどこから生まれるのだろうか。