末次由紀『ちはやふる』(1)-(4)

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)

ダ・ヴィンチ』最新号で、「マンガ大賞2009」として紹介されていたのを見て購入。

百人一首競技かるたを題材にした漫画であり、才能と努力の交錯、仲間やライバルとの切磋琢磨を通じた成長などが描かれている。

競技かるたという特殊なテーマを除けば、話としてはありがちと言えばありがち。だけど、台詞の一つ一つが洗練されているなど、なかなか面白かった。


自分は漫画におけるスポ根的要素が割と好きである。その理由はおそらく、現実には努力が報いられることはあまりないけれども、やはり正当に評価されて欲しいと思っているから。