博士漂流時代 「余った博士」はどうなるか? (DISCOVERサイエンス)
- 作者: 榎木英介
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2010/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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大学院重点化の時期だけではなく、戦後の大学院の拡大を通時的に検討していることで、近視眼になりすぎていない。
また、博士号取得者の民間企業やNPOでの活躍の可能性を提言するなど、「希望」が若干見える話になっていた。
理系の話が主だが、分野でかなり状況が違うというのは興味深かった。特にバイオ系ポスドクの深刻さ。
あと、引用されていた
http://www.nttpub.co.jp/webnttpub/contents/university/015.html
が面白そう。落ち着いたら全部読む。