アルバート・アインシュタイン『相対性理論』

相対性理論 (岩波文庫)

相対性理論 (岩波文庫)

理系に未練は全くないのだが、それでも数学や物理はもう少し勉強しておけばよかった、としばしば思う。


本書は、アインシュタインが26歳の時に書いた「動いている物体の電気力学」の邦訳と、それについての訳者の解説という体裁をとっている。

相対論は駒場の時にちょこっと受講(試験は受けずに切った)したので、大体は理解できた。しかし、マクスウェル方程式を完全に失念していたので、電磁気の部分は数式は飛ばし気味でしか読めなかった。