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 「危険な地域に自ら行って巻き込まれるのは自業自得」という論理

 現在進行中の問題であり、かつテロと人質の問題は様々な論点を含むようなので、あまり迂闊なことは書きたくないと感じます。しかし、「危険な地域に自ら行って巻き込まれるのは自業自得である」という論理には、どうしようもなく違和感を覚えます。そもそも、「危険な地域」かどうかというのは、国際ジャーナリストの貢献があって初めてわかることが多いのではないでしょうか。上のような論理を用いる人は、紛争地域にいる人々が自ら、「ここは危険だよ」と発信してくれているとでも思っているのでしょうか。とりわけ、「イスラム国」のように国境をまたがるテロ組織の場合には、正確な活動地域というのはあらかじめわかるものでもないと思います。

 2012年の下記の記事を思い出しました。