野口悠紀雄『「超」文章法―伝えたいことをどう書くか』

「超」文章法 (中公新書)

「超」文章法 (中公新書)

「超」シリーズで有名な野口さん。中学校時代に『「超」勉強法』を読んで以来だろうか。

文章の書き方について、あまり自信がなかったので読んでみた。

今まではあまり意識しなかったのだが、文章を書く上で当たり前のルールがいくつも存在することを理解した。

複文は読みにくいとか、修飾語と被修飾語は近くにおけとか、当たり前ではあるけれど、できていないことがたくさん。

それから本書は、「文章はメッセージが決まれば8割は完成」とか、「とにかく書き始めよ」とか、ルールだけではなく、実践上のアドバイスが多くあってためになった。