『接吻』
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: DVD
- クリック: 62回
- この商品を含むブログ (88件) を見る
昨年、映画館で見逃してしまった作品。TSUTAYAでレンタルされていたので借りてきた。
小池栄子演じる女性が、強盗殺人事件の犯人に恋をし、獄中結婚を申し込む。さらに犯人の弁護士も、女性を利用して犯人の反省を引き出そうとするうちに、女性に心を惹かれ、複雑な三角関係が展開される。
結末が衝撃的だということは聞いていたが、実際本当に衝撃的だった。タイトルの『接吻』ってそういうことなのかと。と同時に、予想を裏切った展開の意味するところについて、しばらく混乱から立ち直れなかった。
見ず知らずの凶悪殺人犯に恋をするという、もともと感情移入できそうにもない設定の上に、ようやく登場人物の心情が分かってきたと思わせたところで、一気に突き放すという感じ。
印象には残ったけれども、
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=633
に書かれているように、主人公の女性の「共感」にどうも納得がゆかないところがある。