岡田暁生『西洋音楽史―「クラシック」の黄昏』
- 作者: 岡田暁生
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/10
- メディア: 新書
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高校時代に特殊な音楽の授業を受けたせいで、クラシック音楽というとバロックに馴染みを感じるのだが、一般的にはやはり古典派・ロマン派の方なのだということに気づく。
音楽が(数学的な)世界の秩序を表すもの、すなわち必ずしも「演奏できる必要はないもの」から、芸術・娯楽へと変容していった過程の話などが面白かった。