Osterman(2008)
Osterman, Paul, 2008, "Improving the Quality of Low-wage work: The Current American Experience," International Labour Review, 147(2-3): 115-34.
○good jobsを増やすための、労働需要側への介入政策の話。
○政策を見る際に、standard-setting/programmatic, make bad jobs good/create more good jobs という区別が有効。
○EITCがあっても最低賃金を高めることに意味はある。
○労働組合の組織率の低下により、community organizationsが現れている。
○プログラムの戦略としては、career laddersをつくったり仕事の内容の幅を広げたりできるように、既存の仕事をつくりかえること。また、企業に対して低賃金雇用者への訓練投資を促すこと。
○人的資本投資は引き続き重要である。低賃金労働者の雇用主は訓練投資に積極的ではなく、どのようにインセンティヴを与えるかが問題。
○成功事例としてはほとんどは医療セクターでの事例。医療セクターは様々な段階の仕事があることや、公共政策に依存しやすいこと、資格や認証制度の存在が理由として挙げられる。