ロナルド・ドーア『働くということ―グローバル化と労働の新しい意味』
働くということ - グローバル化と労働の新しい意味 (中公新書)
- 作者: ロナルド・ドーア
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/04/25
- メディア: 新書
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およそ半世紀の間にわたる、産業構成、労働倫理、労使関係、所得分配の変化、およびグローバリゼーションなどについての考察。
そろそろベーシック・インカムの話も勉強しようかと思った。失業給付や生活保護は、一部の不正受給による全体へのバッシングがあるし、また収入調査が伴うので、受給者が二級市民と見なされる尊厳の問題などがある。なので、基礎所得による社会扶助はもしかしたらあり得るかもしれない、という感じのことが書かれていた。
無意識のうちに自分はワーク・フェアの考えに引きずられる傾向があると思うので、上のような議論も抑えておきたい。